対象範囲を先に決める
体積は、どの形状を対象にするかが決まって初めて意味を持ちます。選択したボディだけか、1つの部品か、読み込めたすべての構成部品かを明示してください。アセンブリの合計は読み込んだインスタンスを足し合わせるため、重なり合った材料は差し引かれません。参照部品が見つからない状態の合計は不完全なので、「一部のみ」と付記するか、値を出さずに保留します。
「計算できない」と0は別
体積には有効な閉じたソリッドが必要です。開いたシェル、計算に失敗した形状、未対応のジオメトリでは、体積は取得できないものとして扱い、0として表示してはいけません。外形寸法から求めた境界ボックスの体積で代用しないでください。理由は値のそばに残し、書き出すレポートにも同じ情報を含めます。
計算方法と単位を記録する
プロパティは読み込み・変換したB-Repジオメトリから求めます。CADジオメトリの積分とメッシュからの推定は別の計算経路で、閉じたメッシュの体積も近似です。開いたメッシュや面の向きが揃わないメッシュには有効な体積が得られません。元の単位が想定と違えば数値はそのまま使えないため、既知の寸法と照合してください。25.4倍のずれはインチとmmの解釈違いを疑う目安です。外形のX・Y・Z寸法は現在の元座標系に沿った範囲で、表示単位を変えても元の形状は変わりません。
体積から質量を求める場合
質量 = 体積 × 利用者が確認した材料密度です。生成した20 × 30 × 40 mmのSTEPブロックなら体積は24,000 mm³、密度2.7 g/cm³で質量は64.8 gになります。ただし密度のプリセットはファイル内の材料を特定するものではありません。密度を確認できない場合は、質量を確定値として扱わないでください。算出した体積や質量は製造・公差の検証ではなく、公差は管理図面やPMI、合意した仕様で判断します。体積が確定したら表面積や質量も確認してください。
一時ワークスペースと元ファイルの保持
ファイルを選ぶと一時的なサーバー処理が始まります。作業用コピーにアクセスできるのはゲストセッションだけで、画面に表示された保存期間が過ぎると利用できなくなり、期間内でも早めに削除できます。これとは別に、CADPropsは元ファイルの非公開コピーを運営者専用として保存します。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。測定値の扱いに迷ったときは精度も確認してください。
元の記事: CADProps · https://www.cadprops.com/ja/tools/cad-volume-calculator/